一昨日の午後病院に行ったら、39.2度ありました。
二十歳すぎて、40度越す熱が出たら
馬鹿になるらしいのでぎりぎりです。

昨日、舌から出血したので驚いてまた病院に行きました。
(起きたら舌に凹が2箇所あって、そこから出血)

病院に行くまで、私ってば何かものすごい悪い病気なんじゃないかと思って、
「はあちゅう短命編」の人生ストーリーが何パターンも
思い浮かびました。
今年死んだらはあちゅう手帳は不吉な手帳として
全て廃棄処分されるのではないかとか。
治療に5千万とかかかる難病だったりしたら、
どうやってお金稼いだらいいだろうとか。
(へこむときはとことん落ちるタイプです)

病院についたら抵抗力がものすごく弱ってることと、
リンパが腫れあがっていることを指摘されました。
また月曜に病院にこいとのことでした。

舌の出血は、高熱のときにたまに起こる症状らしいです。

抗生物質とか、舌に塗る薬というあんまり楽しくない薬が
部屋の棚を陣取っています。3日前から婦人科系の病気の治療もしているので、
薬漬けです。知らない間に、体に無理でもさせたのでしょうか。
自己管理がしっかり出来ていないというのは呪わしいです。

***

昔は高熱を出して学校を休むのは憧れでした。
家族が献身的に看病してくれるのと、
学校を正当に休むことが出来たからです。

妹が枕元に来て、とっておきのシールをくれたり、
母がお粥やみかんゼリーをつくってくれたり、
いつもはあまり買わない(妹がアレルギーだったので
うちではいわゆる普通のスーパーで売っている甘いものは禁止だった)
レモンシャーベットを買ってきてくれたり。
父が帰ってくるなり「おーい春香は大丈夫かー」と聞く声が玄関からしたり。
熱の日=1日プリンセスの日でした。

だから、1日たって熱がさがったりすると
これは大変と思って、必死に打開策を考えました。

わざと咳をしたり「まだおなかが痛い」と
仮病をつかって、まる1日のバケーションを
得たときの嬉しさは、格別でした。

そういう余分な1日は大体、日がな一日本を読んで過ごした気がします。
給食の時間になって、冷蔵庫の献立表を見に行って、
「私のぶんのプリン、今頃争奪戦だろうなー」とか
考えて、クラスに貢献した気になったりしていました。

子供の頃の私にとってはは、熱は貴重なエンターテイメントだったのです。

***

せっかく久しぶりに高熱を出したのに、
みかんゼリーもお粥もなくて、
熱を計りに来てくれる人もいないのは、
熱のだし損だなーと思いました。
日本に帰ってから出てほしかったです。
優しくしてくれる人がいないときに熱を出すのは
ほんとやるせないです。

そうそう、熱を計るで思い出したのが、母の手です。
母は冷え性でいつも手がものすごく冷たいのですが、
冷え切った手が熱いおでこにのるとすごい気持ちよかったです。
でも、母の手のせいで熱が早く下がったらどうしようと
気が気じゃなかったです。
母は人間体温計で、おでこに手をのせただけで、
いつも体温をぴたりといいあてました。
魔法の手だなぁと思っていました。

***

気ぃつかいの私はフロアメイトに
「買い物行ってくれないかなあ」の一言が言えずに、
昨日も自分で買い物に行きました。

(ウェルカムというスーパーで売っている
100%のすいかジュースとオレンジジュースは
最高に美味しいです。)

お金をおろしわすれたので、
2本しか買えず
今からまたスーパーに行きます。
ロードオブザリングを想像して頑張ってきます。

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最後に、一昨日の夜のことを書きます。

寮の行事であるハイテーブルディナーをスキップして寝ていたら
フロアメイトが23時に起こしに来て、
「春香、今からあるミーティングは重要だから出てくれ」と。

医者から5日間安静にという診断書が出てるのに!?と耳を疑いました。

この女子寮は軍隊でも養成しているつもりでしょうか。

バスタオルにくるまって瀕死状態で
キッチンに行くとミーティングが始まりました。

「前学期、自分がいかにこの寮に貢献したか、一人ずつ述べてください」

意識が朦朧とする中、フロアメイトが寮の卓球チームに所属していること、
ハイテーブルディナーで演奏を披露したことなどの世界一どうでもいい情報を
得ました。一人終わるごとに、他人から評価をもらうという最悪のシナリオでした。
一通り終わったので、部屋に帰ろうとした私をフロアリーダーの声がひきとめました。

「では、これまでの発表を聞いて、今学期自分がどのように寮に貢献することができるか一人一人述べてください」

もう無理だと思い部屋に帰らせてもらいました。


…ミーティングは1時19分まで続きました。

私はすでに2回ハイテーブルを休んだので
(1回目は日本帰国、2回目は今回)
「4回目はアウト(退寮処分)」という規則にリーチがかかっています。

寮が嫌いです。