寮行事のひとつ、試験前恒例の
スーパーパスディナーがありました。
ハイテーブルディナーの、試験前バージョンです。

前回日本に帰国していたので、
今回が初めてでした。





スーパーパスでは、フロアごとに、子豚の丸焼きを切ります。
1回で切らないと試験にパスできないという
ジンクスがあるため、みんな必死で包丁をふりかざし、
切れっぷりがよかった場合、「おおおお!!」と歓声を上げます。







それから、絶対に1品カシューナッツをつかった料理が出ます。
これはカシューナッツの広東語「腰果」(yao guo)と
「パスする」「要过」をかけているからだそうです。

部屋に帰って、ルームメイトからアンパオ(お年玉袋)をもらいました。
中にはお金が入っているのですが、
試験が終わる前に開けてはいけない決まりになっています。
こっそり開けてみたら、1ドル30セント入っていました。
1.3の広東語発音が「スーパーパス」の広東語「グオーサン」に
似ているからだそうです。

あと、部屋の前に「スーパーパス!!」と
赤い紙に書いて張り出しています。
これは友達同士で書いて、
お互いにドアに貼りつけ合います。

こういう、寮の伝統行事が多いのは
香港留学の醍醐味でもあり、なかなか厄介なところでもあると思います。

マイミクのアメリカにいる留学生が、
「お酒を飲んだあとピザでしめる」みたいなことを日記に書いていたのを
行く直前に見たので、
アメリカに行る彼がピザを食べながら
ブロンド碧眼の皆さんと英語で会話をしている間、
私は広東語の入り乱れる場所で
子豚を切っているなんて、
雲泥の差だなぁと思いました。


私は時々、世界のどこからも隔離された場所にいる気分になります。
今日がそうです。

一人でこうして日記を書いていると妙な疎外感と浮遊感があります。

今日は朝に日本への船便を出してきましたが、
タクシーがつかまらず、壊れたカートに14キロの
荷物をのせて、1時間かけて往復しました。
腕も足も痣だらけでです。

あと、4週間でここを出るのは、寂しいです。

今日ジムでみたOCで離婚する人が家を出ていく際に、
「pack my life」という表現をつかっていました。
私も4週間後に、そんな心境でしょうか。

4週間しかないけど、
来週末にでも、
中国の海南島に行ってこようと思います。
香港のいいところのひとつが、
どこにでも行きやすいところです。

この10か月は、私の人生の中で、
1番フットワークが軽かった時期でした。
あともう少しだけ、続くけれど。




恋愛ブログ、更新。
また「馴れ初め編」に戻りました