思いわずらうことなく愉しく生きよ (光文社文庫)
江國 香織
光文社
売り上げランキング: 15751
おすすめ度の平均: 4.0
4 図書館で借りて読んで、よかったので自分で購入しました。
4 土日で読めました
5 読後、しばらく頭か離れない
4 女はやっぱり強いもの
4 どのタイプも分かるような



江國さんが表現すると
どうしてこんなになんでもかんでも美しくなるんでしょう。

美しくないものでも、
この人の文章を通すと
完成された一枚の絵みたいになる。

大抵の本の好きな箇所はノートなり
PCなりに写してストックするけれど、
江國さんの本は、もう一冊丸ごと写すわけにも
いかないから、
どこにも線をひかず、綺麗なまま
本棚に戻します。

山崎ナオコーラさん、江國香織さん、
島本理生さん、綿矢りささん、林真理子さん、
唯川恵さん。

大好きな作家さんの本は引っ越しとかで
捨てざるを得なくても
結局あとで買い直したりで。

息がつまるほど忙しくなったり
辛くなると、
こういう本が、風穴をあけてくれて
呼吸が出来るようになります。

で、この本。
みんな自由で
だけど孤独で。
傷ついていて、
バランスがとれてなくて
そこがキレイで。

タイトルの
「思いわずらうことなく愉しく生きよ」
っていうのは、江國さんの全ての作品に
共通するメッセージなんだと思います。

本文中の
「恋愛は感情で始まるものかもしれないけれど
意志がなくちゃ続けられない」
っていう言葉が身に染みました。