ごきげんよう、はあちゅうです。
久しぶりに更新します。
去年の秋のおはなし。

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うちの会社では、入社時の新入社員の肩書きは「社員試用」となっています。

そして、研修期間中に行われる社員登用試験に受かり、普段の仕事ぶりに問題が無ければ、正社員になれるのが10月1日。

社員になれない人はめったにいないのですが、めでたく正社員になった暁には、先輩方が盛大に祝ってくださいます。

うちの会社の先輩が「祝う」という単語をつかった場合、それは「一大イベントにする」という意味です。

ひとつ上の先輩は、一晩中同期と一緒に歩き続けるというイベントだったらしいです。それ祝ったっていうより罰ゲームじゃないかと思…思いません、先輩。

私にはどんな災難…じゃなかった、イベントが用意されているのでしょうか。ドキをムネムネさせながら、先輩からのティザー(予告)を待っていると、

秋も深まったある日、何の前触れもなく、ぽーんと、E先輩からメールが送られて来ました。E先輩は、同期Y村のトレーナーです。

なになに?行ったことのない都道府県を答えよ…?

どうやら、E先輩はY村のお祝いもかねて私のトレーナーであるT先輩と一緒にイベントを企画してくださっている模様。

数週間後。
Y村と私は、会議室に呼び出されました。

「これから言うことに対して、質問や反論はしないように」と一言発すると、E先輩はおもむろに、ホワイトボードに日本地図を書きました。
そして、今回の企画のオリエンテーションが始まりました。

その内容を完結にまとめると「社員登用の儀式として、今年はミステリーツアーを検討中である。そのため、南国でも北国でも対応出来るような準備して、集合場所に○月×日に現れたまえ。ただしパスポートは必要無い。おやつは300ドルまで」ということでした。

おやつは300ドルって…。
これは何かボケなければならないのだろうか

などと細かいところが気になりつつも、
「わかりました!」と元気よく返事をする私とY村。

そして、「集合場所などは、後日連絡する」
といわれて、大人しく待機…しましたが、
待てど暮らせど発表がない。

本当にツアーは行われるのだろうか。
むしろ、「ツアーするから」という盛大なドッキリで、
他の企画が用意されているのではないだろうか…
心配になる、私とY村。

せっかちかつ心配性な私は
どこに行くのか何が待ち受けているのか
気になって気になってたまりません。

「今日の日報です、先輩。ところで来週、どこに行くんですか。」
「お昼行きましょう、先輩。ところで来週、どこに行くんですか。」
「お電話です、先輩。ところで来週、どこに行くんですか」。

と執念深く聞き続けましたがついぞ聞き出すことが出来ず。

「せめて準備があるので、寒いかどうかだけ教えてください」というと、
「寒いと思われる」という回答が帰ってきました。

行き先のヒントを得たはいいものの、その他の情報は依然謎のまま。
結局、集合場所及び時刻の発表は前日の23時55分でした。

一体どうなるんだろう…。社員になったばかりの私は、
生きて会社に戻ってくることが出来るのであろうか…。

というわけで、次に続く。
ちゃお。