知り合いの頑張り屋のお姉さんが
仕事を頑張りすぎて盲腸になりました。

それで思い出したのですが、私にも、
盲腸で病院に運ばれた経験があります。
あれは、そう、2005年の大晦日でした…。

今日はあの恐ろしい経験についてお話しさせて頂きます。

…2日ほど、お腹が痛かったんです。

もともと、お腹が強くないので、よく痛くなるのですが、
その時の痛みは尋常ではありませんでした。
当時実家暮らしだった私は、母親に痛みを訴えました。

「お母さんーお腹痛い。超痛い。」

「また大げさ。あんたいつも針小棒大だから」

「痛い。病院行きたい」

「絶対大したことないから!」

「盲腸かも。家庭の医学とってきて」

パラパラ…。

「盲腸ってないんだけど」

「絶対ある!急性虫垂炎で調べるとよいのだと思う」

「ないってばー」

「お母さん、調べ方が甘い。いつも私が病気のとき、なめすぎ!!」

「あんた大げさなんだって」

「そんなこといってたら、来年、江原さんに霊視してもらいながら『なんであの時、うちの娘の言うことをちゃんと聞いてあげなかったんだろう』って泣くからね!お母さんの2006年は大後悔の年だからね!」

「痛いのに、よう口がまわるねえー」

ここから、妹が参戦。
「なになにー?またおネエが大げさなの?」

母「この間も足が壊死しそうっていって起こされたら、爪割れてただけだし」

妹「毎回大げさだよね!!ほんと人迷惑だし。まじくだらないし。必殺大げさ女だしー。」

…何故なのだ。何故、誰もまともに取り合ってくれないのだ。

せめて私だけは自分を信じてあげよう。私は、私が盲腸だという可能性を諦めないっ!!
安西先生も、言ってた。諦めたらそこで試合終了だって、言ってた!!

母「幼稚園に入る頃、耳に虫が入ったっていって大騒ぎして、病院に連れて行ったら、虫なんかいなかったのに『ヤブ医者だ』って先生のせいにしたわよね。その時から口だけは達者よねえ」

幼稚園の時のことまで持ち出してきて、私を全否定する母。
信じてお母さん。私はもう19歳!(当時)幼稚園の時とは違うからっ!!!

その後、「大げさね」を連発する母親を水商売のスカウトの如き執念で説得し、ようやく深夜12時に夜間急患センターに到着。その時には、もはや動くのが辛いほどの痛みだったのでパジャマにガウンをはおっての移動でした…。

しかしながら!!
…困ったことに私は昔から、病院に行った途端、痛みがなくなるタチなのでした。
なんでやねん(涙)

それでも、せっかく病院にきたので、頭の中で痛みを再現して、
お医者さんに訴えなくては。

私「かくかくしかじか。盲腸ですか、先生っ」

お医者さん「症状を聞いている限り、お腹に石があるか、腸が動きすぎてますねえ」

そんなわけで、お腹のレントゲンをとることになりました。
ほら、ほら、ほら!
石とかって言ってるし、オオゴトではないですか。病院に来てヨカッター…。

「お母さん、私レントゲン撮らなきゃいけないみたい」

ここで、ちょっと心配モードになる母。遅い。遅いよお母さん。

撮り終わると別室に連れて行かれて、お医者さんが2枚のエックス線写真を見せてくれました。

さあ言え!盲腸か!腹膜炎か!はたまた、聞いたこともない病気か!!
覚悟は出来ています、先生!
冬休み明けの大学の後期試験を放棄する覚悟ぐらいは出来ています!!


お医者さん「これは…























すごく、便秘ですね」


ななななな…なんです…と…?

「腸が蝶々みたいな形になってるのねえ。だから便秘で腸が動こうとして脾臓のとこを痛くするんだよね。それにしてもつまってますねー。上から下まで、こりゃ大変だね」

こりゃ大変だねって…!!
大変だとも!大変だけども!便秘ってアンタ。ヤブ医者かっ!!

しかし聖マリアンナのお医者様がヤブな訳が無く、下剤を貰い、診察代6500円を支払って、
午前二時半に帰宅。


妹はそれ見たことかと大爆笑。

「フンづまりだったのー??お姉ちゃん、フン大事にしすぎだしー。ギャハハハハッ!!!馬鹿じゃん。寝るしー。」

フン大事にしすぎという妹の言葉は、今でも私の心に残っています。
いいもん、フン大事だもんね…。


…以上が私の盲腸の経験談です。

あの「大晦日盲腸事件」以来、ますます私の痛いアピールは軽視されるようになり、肩身の狭い思いをしています。

ちなみにあの時の私の便秘の原因は

「食べ過ぎ」です。


皆さん、食べ過ぎや働き過ぎには
充分注意いたしましょう。